会長挨拶

【第19代会長】井嶋 一友

  日本倶楽部は、120年以上の伝統をもつ由緒ある社交倶楽部です。その設立は、明治31年6月に溯り、当時の政界、官界、財界の名士や将官級軍人などが集まって、国利民福の増進を目的に、社交上の親和を図るため設立されたもので、歴史上有名な多くの人士が会員となっています。時代の変遷に応じて、会員の動向や活動の状況も変化し、戦後一時期に政界の方々が多くを占めていた時代もありましたが、現在は、主として、官界や財界等で活躍し、第二の人生に入った方々が多くなりました。会員の皆さんは、有意義な余生を送るため、相互の親和を求めて当倶楽部の会館に集い、月三回行われる講演会で最新の知識を獲得し、ゴルフの月例会に参加して共通の趣味を楽しむ等、それぞれの方々が倶楽部ライフを大いに楽しんでおられます。詳細は「同好会・活動一覧」に譲りますが、各部会では更なる充実を図るため様々な工夫をこらしており、ひいては会員増強に繋がるようにと真摯な検討を続けています。

 個人の高齢化が一層進むこれからの社会、第二の人生の余暇の過ごし方は今後の人生に大きな影響を与え兼ねません。充実の人生を希求する皆さまのご入会を心からお待ちしております。

経歴

昭和32年 京都大学法学部卒業
平成5年 最高検次長検事
平成7年 最高裁判所判事
令和元年 一般社団法人日本倶楽部会長
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